ナイアシンの重要性
ナイアシンはビタミンB群の一種で、不足することで肌荒れ、にきび、口角炎、食欲不振、消化不良、皮膚病の一種ペラグラを引き起こす原因になります。かつてはビタミンB3と呼ばれていた栄養がナイアシンで、三大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質がエネルギーに作り替えられる時に欠かせない栄養素です。アルコールのとりすぎにより、二日酔いを招く方も多いですが、アルコールや二日酔いの元であるアセトアルデビドを分解するのにもナイアシンは必要な栄養です。
ナイアシンが不足することで怖いのは、肌荒れやにきびを引き起こすだけでなく、ペラグラと呼ばれる皮膚病を発症してしまうことです。ペラグラはイタリア語で「荒れた皮膚」を意味します。症状は、日光にあたる手足、顔に炎症が起きるという恐ろしいものです。ペラグラが悪化した場合、手足や顔に炎症が起きるだけでは済みません。胃腸障害を引き起こし、精神障害を引き起こすことさえあります。胃腸障害や精神障害が悪化した場合に、日常生活が困難になることさえあるので、注意が必要な栄養です。
しかし日本人はナイアシンを含む食べ物を日常的に摂取していますから、ペラグラを発症するほどに不足する危険性は高くはありません。ナイアシンはたらこ、あじなどに多く含まれています。注意が必要なのは、アルコールを毎日多量に摂取している人です。アルコールを毎日多量摂取することで、ナイアシンが不足し、ペラグラを発症する危険性が出てきます。アルコールを毎日飲んでいるという人は、積極的にたらこやあじを食べるようにしましょう。